化粧水がしみるのは、肌荒れのせい？原因を理解して正しくケアをしましょう。
いつもと同じ化粧水を使っているのに、化粧水がしみるようになった…。
肌がヒリヒリにする、かゆみを感じる…。 そんな人は要注意！それは、肌のバリア機能が低下しているサインかもしれません。
＜目次＞
普段使用している化粧水が刺激に感じる主な原因は？
原因１：肌のバリア機能が低下している
皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層構造でできています。
皮膚の最も外側に存在する表皮は、肌内部の潤いを保つ役割や外的刺激から肌を守る役割を担っています。
しかし、乾燥や紫外線などの外的要因や、ストレスやホルモンバランスの乱れなどの内的要因により、このバリア機能は低下。肌は敏感な状態に傾いてしまいます。
原因2：肌が薄くなっている
表皮や真皮が薄くなると(菲薄化/ひはくか)、肌は敏感になりやすく、ひりつきや刺激を感じやすくなっています。
菲薄化は年齢を重ねることで起こりやすくなります。加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成量が低下するためです。
また、年齢に関係なく、摩擦の強い洗顔やクレンジング、ピーリングを頻繁に行うことによりにより、角層にダメージが及び、ターンオーバーのリズムが乱れることで未熟な細胞が肌表面に現れ、バリア機能が低下しやすくなります。
肌のバリア機能が低下すると、通常は耐えることのできる刺激でも耐えることができなくなり、刺激に感じてしまいます。
普段使用している化粧水に刺激を感じてしまうのは、「肌のバリア機能の低下」が原因なのです。
肌荒れ改善。化粧品の正しい使い方のポイント
スキンケア化粧品自体には、肌荒れを治したり改善したりする働きはありません。しかし、正しく使えば、丈夫ですこやかな肌を育むことができるため、肌荒れしにくい状態に整えられるのです。
Point１ クレンジング・洗顔は肌にやさしく
クレンジング・洗顔をするときの摩擦も肌への刺激となってしまいます。
肌を手で直接擦ることのないように、クレンジング・洗顔料は適量を使用し、やさしく肌を洗いましょう。
洗い流しの際は、髪の生え際・フェイスラインなどの洗い残しが多い場所も念入りに。洗顔をする際は30℃～37℃のぬるま湯が適温です。
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Point2 肌の保湿はたっぷりと
肌が乾燥すると、バリア機能が低下しやすくなります。
化粧水、美容液、乳液、クリームなどで保湿して肌の潤いをキープしましょう。
なじませるときも、手で肌を擦るのは厳禁です。
手のひらでやさしく肌を包み込むようにして、肌に浸透させましょう。
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Point3 室内で過ごす日もUVケアを
紫外線を繰り返し浴びていると、細胞へのダメージを防ぐために角層が厚くなり、その結果、肌内部が隙間だらけになってバリア機能が低下します。
UVケアが必要なのは、夏や外出をする日だけではありません。年間を通して紫外線は降り注いでいますし、室内にも紫外線は侵入します。
朝のスキンケアの最後は、日やけ止めを必ず塗るように心がけましょう。
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いつも使っている化粧水がしみるのは、肌のバリア機能が低下し、敏感になってしまっているサイン。 基本のスキンケアを見直して、すこやかな肌をキープしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。