肌荒れの3つの原因とその対策 – 化粧品、紫外線、ホルモンバランス

肌がヒリヒリする、ムズムズする…。そんな「肌の違和感」を感じたことはありませんか?
「肌の違和感」を感じている人は、要注意。 肌のバリア機能が低下し、肌荒れを起こしているサインかもしれません。

目次

【1】肌荒れの原因

①肌荒れの原因

私たちは、1年中肌荒れのリスクにさらされています。
特に、紫外線やマスクの擦れ・蒸れ、空調、花粉などの外的刺激、睡眠不足やストレス、季節の変わり目による気温や湿度の変動などにより、肌のコンディションが不安定になります。
その結果、肌のバリア機能が低下して乾燥を引き起こし、肌荒れを引き起こします。

外的刺激などで肌のコンディションが不安定になり、肌のバリア機能が低下

②そのほか肌荒れの原因

女性の場合、生理前・生理中、妊娠中も肌荒れが起こりやすくなる時期です。これは、女性特有のリズムが影響していると言われています。そして、生活習慣も、肌荒れと大きな関係があるとされています。
また、ストレスや疲れも肌に悪い影響を与える一因となります。ダイエット中による栄養バランスの乱れや過度な食事制限、運動不足も肌荒れの原因となるので気をつけましょう。
他にも、肌荒れの原因で意外と多いのは、化粧品です。
自分に合わない化粧品選びや、誤った使用方法で、大切な肌に刺激を与えてしまっているかもしれません。

【2】肌荒れと化粧品

普段使用してる化粧品が肌に合わないと感じることもあります。 なぜ、普段は肌に合う化粧品が合わなくなってしまうのでしょうか。

原因1:肌のバリア機能が低下している

皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層構造でできています。 皮膚の最も外側に存在する表皮は、肌内部の潤いを保つ役割や外的刺激から肌を守る役割を担っています。

しかし、乾燥や紫外線などの外的要因や、ストレスやホルモンバランスの乱れなどの内的要因により、このバリア機能は低下。肌は敏感な状態に傾いてしまいます。

原因2:肌が薄くなっている

表皮や真皮が薄くなると(菲薄化/ひはくか)、肌は敏感になりやすく、ひりつきや刺激を感じやすくなっています。
菲薄化は年齢を重ねることで起こりやすくなります。加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成量が低下するためです。
また、年齢に関係なく、摩擦の強い洗顔やクレンジング、ピーリングを頻繁に行うことにより、表皮の最も外側に存在する角層にダメージが及び、ターンオーバーのリズムが乱れることで未熟な細胞が肌表面に現れ、バリア機能が低下しやすくなります。

肌のバリア機能が低下すると、通常は耐えることのできる刺激でも耐えることができなくなり、刺激に感じてしまいます。普段使用している化粧品に刺激を感じてしまうのは、「肌のバリア機能の低下」が原因のひとつと言えます。

【3】肌荒れと紫外線

紫外線のイメージ写真

乾燥を引き起こす紫外線は肌を敏感にし、さまざまな肌荒れの原因となります。 紫外線の特性を理解し、紫外線から肌を守ることが重要です。

①紫外線とは

地上に到達する「紫外線」は長波長紫外線(UVA)と中波長紫外線(UVB)で、紫外線量は季節・時間・緯度・標高・地表面などにより異なります。

長波長紫外線(UVA)

UVAは、ガラスを透過し、真皮の中まで到達します。大量照射や長期照射により、光老化などの皮膚への影響があります。

中波長紫外線(UVB)

UVBは表皮にほとんど吸収され、色素異常や日やけ、光発癌をもたらします。 また、真皮浅層に到達し、長期の照射による光老化を誘導します。

紫外線は、ハリ・弾力の低下など、肌の老化の原因にもなります。
肌の老化の80%は紫外線によるものと言われており、これを「光老化」といいます。
アクセーヌ株式会社は、「光老化啓発プロジェクト」に協賛しています。

>>光老化についてはこちら

②肌荒れと紫外線

(1)角質肥厚とバリア機能の低下

紫外線を浴びると細胞へのダメージを防ぐため角層が厚くなり、余分な角質が残った「角質肥厚」の状態に。
角層が隙間だらけになってバリア機能が低下し、より刺激が入り込みやすくなります。 その結果、赤みやゴワつき、カサつきなどが生じてしまう可能性も。

(2)毎日10分の紫外線を浴びると20日後には水分量が30%減少

紫外線を受けるたび、角層の隙間から水分が蒸散。
見た目にくすみが気になってくる、およそ20日後には、水分量が30%減少します。 角層の水分量が減少すると肌のバリア機能は低下し、肌荒れを起こしやすい状態に。

③肌にやさしい紫外線対策

生活をしていく中でまったく紫外線を浴びないことは不可能です。
また、骨格を健康に保つことに活躍するビタミンDは紫外線を浴びることにより、合成されることが分かっています。そういった点から、紫外線を適量浴びることは健康維持のためにも大切なのです。
しかし、肌にとって紫外線は乾燥やシミなどの悩みのもとであることも確かです。
わずかな紫外線であってもその影響は確実に肌に蓄積されていくため、できるだけ肌を紫外線から守りましょう。

(1)UVケア製品での紫外線対策

額・右ほほ・左ほほ・鼻・あごの5点に適量を置き、伸ばしていくことで塗りムラが防げます。また、細かいポイントの塗りムラなどを防ぐためにも、ほほや鼻のあたりなど日に当たりやすい部分は「重ね塗り」がおすすめです。
細かいポイントまで塗れていないと予想外の部分が焼けてしまう可能性があるので注意して下さい。
顔だけでなく首筋や手の甲、腕にも使用しましょう。 また、衣服などにより擦られやすい肌の部位は数時間ごとにつけなおすことで、うっかり日やけを防げます。

(2)UVケア製品以外での紫外線対策

・衣服
夏の白いシャツは要注意。光を通しにくい色は黒なのです。 白は紫外線の大半が生地を通して、皮膚まで届くことがあります。

・帽子、日傘
髪や地肌も常に紫外線にさらされています。
帽子や日傘を上手に使用し、紫外線から髪や地肌も守りましょう。

・サングラス
長時間、紫外線にあたっていると目に影響があり、白内障の原因になると言われています。 また、目が受けた紫外線により、皮膚のメラニン生成が過剰になることも分かっています。 UVカット効果のあるサングラスの着用も有効です。

【4】肌荒れとホルモンバランス

生理前後に、肌の調子が悪くなることがあります。
これは生理周期によって、ホルモンバランスが乱れることが原因です。 それぞれのホルモンと肌の関係を知り、自分の状態を確認しながら、生理周期に合わせたケアを心がけましょう。

①女性ホルモン

女性ホルモンは、主に妊娠や生理とともに肌状態にも深く関係するホルモンで、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。

(1)卵胞ホルモン(エストロゲン)

生理周期を維持することに貢献しているホルモン。別名「美肌ホルモン」とも呼ばれ、コラーゲンの合成を促進して肌にハリやツヤを与える作用があります。そのため、卵胞ホルモンの分泌が高まる生理後は、肌状態が特によい状態と言われています。

(2)黄体ホルモン(プロゲステロン)

妊娠をサポートするホルモン。皮脂分泌を促進する作用があるため、生理前はこのホルモン分泌の高まりにより、ニキビができやすくなります。

肌荒れを防ぐには、肌にやさしいスキンケアで肌を清潔に保つことや、生活習慣の見直しが肝心です。肌を乾燥させないようにスキンケアを丁寧にする、ストレスをため込まない、バランスの良い食事を心がけるなど、日々の生活の中でちょっとした意識を持つことで、肌荒れのしにくい肌を育んでいきたいですね。

投稿日:2021/6/2


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