コンシーラーだけに頼らない!シミを目立たせないメイク方法は?

コンシーラーは、さまざまな肌の悩みを隠してくれるメイクアップアイテムのひとつです。ファンデーションでは隠しきれないシミやそばかすを部分的にカバーできるので、メイクの仕上がりは格段にUPし、肌を綺麗に見せることができます。

しかし、「コンシーラーは厚塗り感が出てしまう」「色ムラになってしまう」など、使い方が難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。厚塗り感が出ると、逆にシワなどを目立たせてしまう恐れも。今回は、コンシーラーを使ってシミを隠すのではなく、「シミを目立たせない」ためのスキンケアやメイクのコツをご紹介します。

目次

まずはスキンケアから

「昔に比べて顔色が暗く見える気がする…」「メイクをしないと体調が悪そうに見える」。こうした悩みがある女性は「肌のくすみ」が原因かもしれません。

コンシーラーは肌のトーンを均一にしてくれますが、保湿することで肌のくすみが改善する可能性があります。というのも、外部の刺激から守るために肌にはバリア機能が備わっており、肌が乾燥すると肌を守ろうとして角層はどんどん厚くなっていきます。角層の乱れはキメの乱れ。キメが乱れると肌のソフトフォーカス効果(光を拡散する効果)が弱まり、肌の透明感やツヤが失われて、肌がくすんで見えるようになるのです。

まずはスキンケアで十分な潤いを与えてあげることが大切です。すると、肌は自然と明るくなり、肌の色ツヤが良くなるでしょう。

肌のお手入れはやさしく

特にスキンケアで気をつけたいのは「刺激を与えないこと」。肌は非常にデリケートなので、 擦ったり叩いたりすると、肌は色素沈着や軽い炎症を起こしてシミやくすみができやすくなります。普段のスキンケアで見直すべきポイントは3つあります。

クレンジング/洗顔

シミやくすみは、ターンオーバーの乱れや肌表面に溜まっている余分な角質(角質肥厚)も原因の一つです。
しかし、ごしごしこすったりするのは肌トラブルを招く要因になりますので、肌に負担のない角質ケアが重要です。
洗浄力の高すぎるクレンジングや洗顔料は、必要な皮脂まで洗い流して乾燥肌を招きます。
また、スクラブ洗顔料は必要な角質まで傷つけてしいやすいため、角質柔軟成分が含まれていて、肌にやさしいクレンジングや洗顔料を選ぶようにしましょう。

洗い流す際にはぬるま湯で。熱いお湯は肌を乾燥させるのでNGです。シャワーで直接洗い流すことも肌の刺激になる可能性があるため、気を付けましょう。

保湿

洗顔後はすぐに保湿しましょう。保湿時には手で強く叩いてパッティングするのはNG。手のひらで包み込むように、やさしく馴染ませてください。

紫外線対策/メイク

日やけ止めやファンデーションなどを使用する際、日やけ止めやファンデーションを肌に塗り込んだり、スポンジで伸ばしたり重ね塗りしたりすると、肌は摩擦ダメージを受けます。少しでも刺激を減らすためには、伸ばすよりもポンポンと抑えるようにやさしく塗りましょう。

日やけ対策を万全に

シミができる原因は生活習慣の乱れやストレス、間違った肌のお手入れなどが挙げられますが、よく知られているのは紫外線の影響です。紫外線を浴びると肌の奥にあるメラニンが生成されますが、通常であれば肌のターンオーバーによって排出されます。しかし、紫外線を長時間にわたって無防備に浴び続けると、ターンオーバーでは排出が追いつかず、色素沈着を起こしてシミになるのです。

紫外線は窓ガラスを透過して屋内にも入ってくるため、ノーメイクの日であっても日やけ止めはしっかりと塗りましょう。また、外出時には帽子・日傘・サングラスなどの使用もおすすめです。

なお、紫外線は5〜8月が強いとされていますが、他の月もピーク時と比べて1/2以上の紫外線が降り注いでいます。1年を通して紫外線対策をしましょう。

ファンデーションやコンシーラーを厚塗りしない

ファンデーションやコンシーラーで、シミを隠そうと何度も重ね塗りをすると、厚塗り感が出て不自然に仕上がってしまいます。そのため、化粧下地などで補正してからファンデーションを塗るときは全体的に薄く伸ばし、カバーしたい部分にだけ少しずつ重ね塗りをするようにしましょう。

ポイントメイクでシミから視線を逸らす

ファンデーションの厚塗りは見た目年齢が上がる要因のひとつですが、ナチュラルメイクでは心もとない人もいるかもしれません。そこで着目していただきたいのは「ポイントメイク」です。目元や口元などを強調させることで視線がシミから逸れ、若々しい印象を与えます。

ただし、アイメイクや口紅の色が濃すぎるとメイクが浮いてしまうので、色選びには要注意です。

ハイライトとチークで明るい顔に

ナチュラルメイクでありながらしっかりと肌の悩みをカバーするには、ファンデーションでシミを目立たせずに「透明感」を出すのがポイントです。

ハイライトを顔の高い部分にプラスすることでツヤ感や透明感がUP。
また、血色を良く見せてくれるチークは、サッと塗るだけで健康的で生き生きとした明るい印象になります。

スキンケアとメイクで効果的に

現在は美白系のスキンケアやシミを隠せるコスメが多数ありますが、正しく使えていないと逆にシミを目立たせてしまうことにもなりかねません。今回ご紹介したスキンケアやメイク方法は誰でも簡単に実践できるため、シミに悩む女性は一度試してみてください。

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投稿日:2021/9/17


【Staff Contents】
– 百貨店 店頭スタッフによる化粧品レクチャー –

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