自然できれいに仕上がる!乾燥肌の化粧直し方法
「化粧直しをしてもすぐにヨレてしまう」「シワやほうれい線が余計に目立った」。そんなときは、間違った化粧直しをしているのかも!?乾燥肌の場合は、ただファンデーションを重ねるだけではキレイに直すことはできません。
今回は、乾燥肌のための化粧直しのポイントと、化粧崩れを防ぐメイク術をご紹介します。
目次
- 乾燥した肌は化粧崩れしやすい
- 化粧直しは『ファンデーションを重ね塗りするだけ』になっていませんか?
- 乾燥肌の化粧直しのポイント
- 時間がないときの化粧直し
- 保湿力が高く低刺激の化粧品を取り入れ、化粧崩れしにくい肌を作る
乾燥した肌は化粧崩れしやすい
乾燥した肌は、キメが粗く肌表面がカサついています。そのため、ファンデーションが均一につかずムラになったり、はがれやすい状態。
乾燥によってファンデーションや化粧下地、日焼け止めなどが崩れて表情ジワに入り込むと、シワがより深く見えてしまいます。それだけでなく、化粧崩れでできた隙間からは紫外線の影響を受けやすく、水分蒸散が促進されて、さらに乾燥が進むという負のスパイラルに陥ってしまうのです。乾燥したままでは、メイクが崩れやすい状態がいつまでも続くことに。
化粧直しは『ファンデーションを重ね塗りするだけ』になっていませんか?
乾燥肌は、そもそも化粧がノリにくく、崩れやすい状態です。そのため、崩れた化粧の上からファンデーションだけを重ね塗りするのはNG。毛穴やシワ、ヨレにファンデーションが重なり、余計に目立ってしまいます。
さらに、以下のようなさまざまなデメリットが考えられます。
・厚塗り感が出る
・さらに崩れやすくなる
・カサつきや粉吹き感が増す
・毛穴つまりの原因になる
エアコンや秋冬の外気などで朝より乾燥が進んだ肌のまま化粧直しをしても、キレイには直りません。
化粧直しをするときにも保湿をしっかりすることが大切です。
乾燥肌の化粧直しのポイント
余分な皮脂はティッシュなどで軽くOFFする
余分な皮脂が出ている場合は、ティッシュで軽くOFFしましょう。ティッシュは肌に負担をかけないよう、やさしい肌触りのものを使うようにしてください。油とり紙は皮脂を取りすぎることがあるため、注意が必要です。
崩れている部分だけメイクを落とす
化粧直しは、崩れている部分だけの手直しでOK。まず、ジェルや乳液などのスキンケアをコットンやファンデーションスポンジになじませてください。そのコットンやファンデーションスポンジで、メイクが崩れている部分をポンポンとタップしながら、やさしく落としましょう。そうすれば、保湿しながらメイクを落とすことができます。このときに気をつけたいのは、強くゴシゴシとこすらないこと。乾燥してバリア機能が落ちている肌にダメージを与えかねません。
顔全体の乾燥がひどいときには、メイクが崩れている部分を落とした後に、ミスト化粧水を使いましょう。ミスト化粧水をスプレーした後は、手のひらを使って肌にやさしくなじませてください。
ファンデーションを乗せて完成
メイクOFFした部分に保湿効果のある下地を塗りましょう。その後、ツヤ感の出るリキッドファンデーションやクッションファンデーションなどをスポンジや指でやさしくなじませます。パウダーファンデーションを使う場合は、保湿効果が高く、低刺激なものがおすすめです。
時間がないときの化粧直し
メイクの崩れが気になっても、仕事中や家事・子育てなどでバタバタしているとメイク直しに時間をかけるのは難しいもの。ここでは、そんな時間がないときにおすすめの化粧直しのコツをご紹介します。
①ティッシュなどで余分な皮脂をとることと、化粧水ミストなどでしっかり保湿することを忘れずに。
メイクが崩れてヨレやすい頬やほうれい線、小鼻周りは、下地をなじませたスポンジなどでヨレをならした後、ファンデーションまたはおしろいを、薄めにやさしくなじませましょう。乾燥しやすい部分には量は少なめに。
保湿力が高く低刺激の化粧品を取り入れ、化粧崩れしにくい肌を作る
乾燥肌の場合、肌のキメが乱れてカサついているため化粧崩れしやすいです。また、化粧直しの仕方によっては、キレイに直せないのはもちろんのこと、さらなる乾燥につながることも。特に、崩れたところにいきなりファンデーションを重ね塗りするのはNG。化粧直しの際に化粧水ミストや乳液などでしっかり保湿をすることが大切です。化粧直しに使う下地やファンデーションなども保湿力高めのものを選びましょう。
時間がないときのメイク直しのコツもご紹介しましたが、最も時短になるのは、乾燥せず、化粧崩れしにくい肌を作ることです。デイリーケアに保湿力が高く低刺激の化粧品を取り入れて、乾燥知らずの肌を目指しましょう。
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投稿日:2022/1/6
【Staff Contents】
– 百貨店 店頭スタッフによる化粧品レクチャー –