目もとのシワ、なぜできるの?シワを目立たせないメイク方法も解説

目もとにシワがあると、疲れた印象を与えたり、少し老けて見えてしまったりします。目まわりはもともと皮膚が薄いため、乾燥や摩擦などの刺激に弱く、シワができやすい場所。

今回は、目もとにシワができる原因と対策、おすすめのメイク方法について解説します。

目次

目もとにシワができる原因は?

乾燥

顔の中で最も皮膚が薄い目まわり。頬の皮膚の約3分の1程度の厚さしかありません。皮脂の分泌が少ないことに加えて、角層が薄くバリア機能が低いため、そもそも乾燥しやすいのです

さらに、乾燥した冬の外気やエアコン、加齢などによって肌の潤いが奪われてハリがなくなり、目もとのシワにつながります。

摩擦などの刺激

「バリア機能が低い」ということは、摩擦などの刺激からも影響を受けやすいということ。乾燥肌や敏感肌の場合、かゆみを感じることが多く、無意識に目もとをこすりがちです。その結果、シワができてしまいます。

また、クレンジングや洗顔時にアイメイクをしっかり落とそうと目まわりを強くこするのも、刺激となりシワにつながります。

紫外線

皮膚が薄くデリケートな目もとは、紫外線の影響も受けやすい場所。紫外線は肌のバリア機能を損ねるだけでなく、肌のコラーゲン量を減らします。肌内部のコラーゲン量が減ると、肌のハリや弾力がなくなり、シワの原因に。

眼精疲労

現代では、仕事でも家でもパソコンやスマホなどを見る機会が増え、目の疲れがたまりやすくなっています。目の疲れをそのままにしておくと眼精疲労になり、目まわりの血行不良を引き起こします。血行が悪くなると栄養が十分に運ばれず、目もとのシワができてしまうのです。

明るい目もとに!目まわりのシワ対策

紫外線から目もとを守る

紫外線対策としては、日やけ止めを塗ることが基本です。紫外線は日中どんなに曇っていても降り注いでいるので、油断せず毎日塗るようにしましょう。

特に、目まわりは皮膚が薄くデリケートなため、低刺激で保湿力がある日やけ止めがおすすめです。

スキンケアはやさしく

スキンケアは「やさしく、丁寧に」が大事なキーワード。クレンジングや洗顔料も肌に優しく保湿力が高いものを選びましょう。

クレンジングでは、指先に力を入れず、第二関節までの指の腹を使って丁寧にメイクを落とします。洗顔料は泡立てネットなどで、ふんわりした泡になるまで泡立てましょう。皮脂の多いTゾーンから洗い、乾燥しやすい目もとは最後に洗うようにしてください。

化粧水や乳液、クリームなどのスキンケアの塗り方も肌に負担にならないように気を付けましょう。こするのではなく、てのひらに伸ばしてやさしく包みこむ感じで肌になじませてください。

保湿を徹底する

化粧水だけではなく、保湿をサポートする美容液や、肌に与えた水分を閉じ込める乳液やクリームも肌状態に合わせて使い、しっかり保湿しましょう。

目もとの乾燥対策として理想なのは、できるだけ刺激の少ない目もと専用のアイセラム(目もと用美容液)やアイクリームでケアすること。アイセラムは小ジワなどケアに、アイクリームは保湿に、それぞれ重点が置かれています。目もとが気になる場合はダブル使いするとさらに良いでしょう。

目もとのシワをカバーするメイク

メイク前

メイク時にも、やはり基本は「保湿」。目もとが乾燥したままメイクすると化粧が崩れて目の下のシワが目立ちやすくなるため、メイク前に徹底的に保湿しましょう。クリームなどの油分が気になる場合は、メイクアップの前に肌触りの良いティッシュで軽く押さえておくと、油分による化粧崩れを予防できます。

ベースメイク

下地やファンデーションを厚塗りすると、ヨレたときにシワに溜まってしまうため逆にシワが目立ちやすくなります。薄くナチュラルにつけるには、スポンジを使うのもおすすめです。顔全体に塗った後、目の周りに軽くなじませてください。または、目まわりには目もと用のファンデーションやコンシーラーを使うのも良いでしょう。ピタッと密着してシワに溜まりにくく、目の周りのくすみもカバーできます。

目もとのメイクが崩れてしまったら

メイクが崩れた部分を、美容液や乳液を含ませた綿棒やスポンジで軽くOFFします。油分が気になる場合はティッシュ軽く押さえましょう。その後、下地をつけたスポンジなどで軽くなじませましょう。

このとき、アイシャドウやファンデーションをそのまま重ねると厚塗り感が出たり、シワにファンデーションが入り込んで余計に目もとのシワが目立ってしまいます。注意しましょう。

シワ対策で明るい目もとをキープしよう!

目まわりの皮膚はとてもデリケート。皮膚が薄いので乾燥しやすく、空気の乾燥や摩擦、紫外線などでシワができやすい場所です。また、保湿がしっかりされていないと、シワだけでなくメイク崩れの原因にもなります。

顔の印象を決めると言っても過言ではない目もと。ご紹介した目の下のシワ対策とシワをカバーするメイク方法を参考に、明るい目もとをキープしましょう。

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