顔の角質ケアは洗顔から!正しい洗顔方法を解説

「毎日ちゃんと洗顔をしているはずなのに、角質や毛穴の黒ずみが気になる……」。そんな悩みをお持ちの方は“正しい洗顔”ができていないのかもしれません。

今回は、美肌を手に入れるための正しい洗顔方法をご紹介。いつもの洗顔を見直してみましょう。

目次

古い角質は毛穴の黒ずみの原因に……

肌は、ターンオーバー(新陳代謝)によって毎日新しく生まれ変わり、古くなった角質は自然に剥がれ落ちていきます。しかし、生活習慣の乱れやストレス、紫外線などによってターンオーバーが乱れると、古い角質は剥がれず蓄積してしまうのです。

特に、皮脂腺の多いTゾーンは、クレンジングで汚れを落としきれていなかったり、洗顔不足によって毛穴の中に古い角質が溜まったりすることで、ザラザラとした角栓を作り出します。

皮脂と混ざり合った角栓は白色をしていますが、空気に触れて酸化すると黒色に変化。メイクをしても隠すのが難しいほど目立ってしまいます。

毎日洗顔しているのに角質が気になる……実は洗顔方法が間違っているのかも

肌のザラつきや毛穴の黒ずみは、いつも何気なく行なっている洗顔が原因かもしれません。間違った洗顔を続けていると、肌の状態を悪化させてしまうことがあるため、以下のような洗顔方法は見直しが必要です。

泡立てが面倒なので少ない泡で洗顔している

洗顔フォームを泡立てるのが面倒だからといって少量の泡で洗顔すると、手との摩擦によって肌はダメージを受けてしまいます。

丁寧に時間をかけて洗顔している

角質や皮脂が気になると、つい洗顔に時間をかけてしまいがち。しかし、長時間洗浄成分が肌に触れることは乾燥の原因にもなり、必要以上に肌になじませ続けることで摩擦が生じ、肌を傷つける可能性があるので逆効果です。

ゴシゴシ洗顔をしている

汚れを落とそうと肌をゴシゴシ強く擦る行為はNGです。刺激を与えると、肌を守ろうとして角質が厚くなる原因になることも。

>>摩擦の少ない泡洗顔をチェック

熱めのお湯ですすいでいる

夜の洗顔は入浴時に行なう場合が多いですが、通常のシャワーの温度では温度が高すぎることがあります。熱いお湯は肌に必要な皮脂まで一緒に洗い流してしまうため、肌が乾燥しやすい状態に。

正しい洗顔で角質ケアを

顔の角質ケアには「正しい洗顔」が欠かせません。正しい洗顔方法についてまとめてみました。

手のひらで十分に泡立てる

洗顔料をしっかりと泡立てることで、均一な洗浄力で顔全体の汚れを落とせると同時に、泡がクッションの役割を果たして肌への負担が軽減。毛穴に詰まった古い角質までスッキリと落としてくれます。

なお、泡立てネットを使用すると簡単に泡立てることができますが、それも面倒な場合には泡で出てくる洗顔料を選ぶのもおすすめです。

強くこすらない

洗顔する際にはたっぷりの泡で肌を包み込み、撫でるように優しく洗顔しましょう。

なお、皮脂が多いTゾーンから皮脂の少ないフェイスラインの順番で洗顔することで、顔全体を満遍なく効率的に洗い上げられます。

長時間はNG!手際よく

洗顔は、なるべく短時間で手際よく済ませるように意識し、洗い過ぎないように気をつけてください。

すすぎはぬるま湯で20 回が目安

洗顔のすすぎが不十分な場合、洗顔料に含まれる界面活性剤が肌のpH を一時的にアルカリに傾け、肌トラブルを起こしやすくなることもあります。特にフェイスラインは泡が残りやすいため、最後に鏡でよく確認しましょう。

また、すすぐときに必要以上の皮脂を落とさないように、肌に負担をかけない人肌程度のぬるま湯に調節してください。なお、シャワーを直接顔に当てると水圧が肌の刺激になることもあるので、ぬるま湯を20回程度手ですくってすすぎましょう。

敏感肌の方はどんなことに気を付けたらいい?

敏感肌というのは、肌のバリア機能が低下して通常よりも刺激を受けやすく、乾燥しやすい肌状態を指します。洗顔などのスキンケアをした後に「つっぱる」「ヒリヒリとした刺激を感じる」といった症状がある場合には敏感肌の可能性があります。敏感肌は、季節の変わり目、ストレス、アレルギー、間違ったスキンケアといった身近に潜んでいる要因で引き起こされるため、健康な肌の方でも注意しなければなりません。

なお、肌が敏感になっている方は「皮脂を落としすぎない」「肌の刺激を抑える」「肌の潤いを保つ」を心がけましょう。そのため、クレンジングや洗顔料はなるべく低刺激で肌に優しい製品を選ぶことが大切です。

角質ケア後のお手入れについて

スクラブ洗顔や酵素パウダー、ピーリング石鹸やクレイマスクなど、家でできる角質ケアアイテムは、たくさんありますが、角質ケア後のお手入れにはポイントがあります。

実は角質ケア直後の肌表面は余分な角質が除かれて、潤いを受け入れやすい反面、無防備な状態。保湿ケアを丁寧に行うことで外からの刺激に負けない、バリア機能の整った潤いたっぷりの肌を目指しましょう。

>>低刺激性クレンジング・洗顔料をチェック

ピーリング後のケアについて

エステサロンやクリニックでは、古い角質や角栓を取り除くピーリングを受けられます。肌のごわつきやくすみ、ニキビなどの改善効果を実感できるでしょう。

ピーリング後の肌は敏感な状態なので、いつも以上にやさしく丁寧に保湿ケアを行いましょう。紫外線などの刺激も受けやすくなっているので、外出時にはUVケアアイテムで肌を守ることを忘れずに。

肌の角質や黒ずみが気になるのなら、洗顔を見直そう!

鏡を見る度に肌の角質や黒ずみが気になるのなら、スキンケアの基本である洗顔を見直すことから始めましょう。エステティックサロンやクリニックでのケアだけではく、家でもできる角質ケアアイテムを上手く活用するのもおすすめです。

正しい洗顔と丁寧な保湿を心がけることで角質による悩みは改善されていきます。今日から実践して、つるつる美肌を手に入れましょう。

>>低刺激性クレンジング・洗顔料をチェック

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投稿日:2021/11/4
最終更新日:2021/12/08


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【Staff Contents】
– 百貨店 店頭スタッフによる化粧品レクチャー –

ご存知ですか?泡の重要性
皆様、普段何気なく洗顔をしているかと思いますが、「洗顔料を泡立てる理由」ってご存知ですか?
肌のベタつきや黒ずみザラつきも気になるからと言ってクレンジングや洗顔でゴシゴシ洗っていませんか?

やさしく角質オフ」ができる洗顔!

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