角質ケアでつるつる肌に!正しくケアして肌トラブルを回避
角質は肌にとって必要不可欠。しかし、古い角質をそのままにしておくと、肌のごわつき、毛穴の黒ずみ、くすみといったさまざまな肌トラブルを招いてしまいます。
そこで今回は、角質ができる原因と、正しいケア方法について解説します。
目次
そもそも角質って?
角質とは、肌の一番外側を覆っているわずか0.01~0.03ミリの薄い膜のこと。角質が何層にも重なり合っていて、隙間にある細胞間脂質が水分を保持することで乾燥や刺激から肌を守っています(バリア機能)。
なお、角質は通常28日前後(年齢や肌状態で変化)の周期で生まれ変わり、表面の古い角質は最終的に剥がれ落ちていくサイクルを「ターンオーバー」といいます。しかし、ターンオーバーが乱れると古い角質が剥がれ落ちないまま肌の表面に蓄積され、角質が厚くなっていくのです。
古い角質がもたらす肌トラブル
・スキンケアが浸透しにくい
・乾燥
・肌質の変化(ごわつき、ザラザラ)
・化粧くずれ
・シミが目立つ
・毛穴トラブル(毛穴目立ち、毛穴詰まり、毛穴黒ずみなど)
・ニキビ
このような肌の不調に悩まされているのであれば、古い角質が溜まっているのかもしれません。また、加齢や紫外線の影響でもターンオーバーは乱れやすくなるため、適切な角質ケアを行なって、きれいな肌を保ちましょう。
正しい角質ケアの方法
角質が溜まる主な原因は、肌の乾燥によるターンオーバーの乱れがあげられます。肌は乾燥すると、紫外線や摩擦などの外的刺激を受けやすくなり、肌を守ろうと角層を厚くする働きがあるため、肌トラブルを防ぐためにも定期的に角質ケアを取り入れましょう。
角質ケアの方法としては「スクラブ洗顔」「酵素パウダー」「拭き取り化粧水」などが挙げられますが、肌の状態を見ながら、必要に応じて取り入れることが大切です。
敏感肌の方は、肌に負荷をかけずに角質オフできるクレンジングや洗顔料を使ってケアをすることがおすすめです。
①クレンジング、洗顔は優しく丁寧に
顔の角質オフは洗顔とクレンジングが基本ですが、間違った方法では肌に逆効果。特に注意したいのは「ごしごしクレンジング&洗顔」です。
「顔がゴワゴワしている」「スキンケアが浸透しにくい」という場合、クレンジングや洗顔で手の力がついつい強くなってしまいますが、肌を傷つけてしまいかねません。また、クレンジングや洗顔を頑張ろうと長時間にわたって使用すると摩擦ダメージにつながりますので、必要以上に時間をかけないようにしましょう。
クレンジング&洗顔のポイント
- 摩擦を軽減させるため、クレンジングでは顔の各パーツ(額、鼻、頬、顎)に乗せてから、優しく撫でるように馴染ませます。
- 洗顔料は手のひらや泡立てネットでふわふわ泡にして、皮脂の多いTゾーンから乗せてください。乾燥しやすい目元や口元は最後に洗いましょう。
- クレンジングや洗顔後はぬるま湯(人肌程度の温度)で洗い流します。顔にシャワーを直接当てず、手でぬるま湯をすくって優しく洗い流すのがポイント。なお、すすぎ残しは肌トラブルの原因となります。しっかりと丁寧にすすいでください。
- クレンジング&洗顔後はタオルで優しく水分を拭き取り、速やかに化粧水などで保湿しましょう。
②ピーリングは適度に
ピーリングには、古くなった角質に働きかけ、肌のごわつきやくすみなどの肌悩みを改善する効果があります。
ただし、ピーリングでの角質ケアは肌の状態によっては刺激となることもあります。ピーリングは、極力優しいアイテムを選んだり、肌の調子に合わせて取り入れるのがおすすめです。
また、顔全体ではなく、鼻や顎など肌のごわつきが気になる部分のみピーリングするようにしましょう。
③何よりも保湿が大切
ごわついた肌には角質ケアが効果的。しかし、もっと大切なのは角質ケアをしたあとの「保湿」です。
実は、不要な角質をケアした後の肌はスキンケアの浸透が良い状態になっています。そのため、角質ケアの後は丁寧な保湿を心がけ、たっぷりと肌を潤しながら、ターンオーバーのリズムを整えていきましょう。
その際、乾燥肌や敏感肌の場合には肌にやさしい低刺激のスキンケアアイテムがおすすめです。また、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどの保湿効果の高い成分に注目して、自分の肌に合ったアイテムを選びましょう。
スキンケアを見直せば、古い角質は自然に剥がれていく
古い角質は肌トラブルをまねくことがあります。きれいな肌を保つには保湿ケアだけでなく、角質ケアも重要です。顔の角質ケアでは、毎日のクレンジングや洗顔と保湿が鍵を握ります。これらのスキンケアを見直すことで、ターンオーバーが整って古い角質は自然に剥がれていくでしょう。毎日コツコツ続けてみてください。
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投稿日2021/10/11
最終更新日:2021/12/08
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